横浜高校の万波中正外野手(1年)が、横浜スタジアムの電光掲示板下を直撃するアーチを放ち、日米のスカウトマンの度肝を抜いた。
ブルージェイズのダン・エヴァンス環太平洋担当スカウトディレクターは「本当に16歳なの?」と驚きを隠せない様子だったようです。
まだ、1年生だが今後のドラフト候補として既に注目を集めています。
万波中正ですが、読み方がわからないと人が多くいるようです。
読み方は、「まんなみちゅうせい」と難しいですね。
この記事では、万波中正のプロフィールと家族構成や、数々の伝説をまとめています。
万波中正のプロフィール
名前:万波 中正
読み方:まんなみ ちゅうせい
生年月日:2000年4月7日
出身地:東京都
高校:横浜高校
身長1メートル90、体重92キロ。右投げ右打ち。足のサイズは30センチ。太腿回りは69センチ。
小2から野球を始め、軟式野球の「ブルーフェニックス」で一塁手、投手としてプレー。中学時代は「東練馬シニア」で投手、外野手を務めた。中学時代は陸上部にも所属し、砲丸投げで都優勝。
父親はコンゴ出身のウィリーさん、母親は日本人の有里子さんの間に生まれたハーフ。
小学校入学時の身長はすでに平均を15センチ上回る1メートル35で、卒業時は、1メール77と既に規格外の成長を遂げていたそうです。
楽天のドラフト1位ルーキー、オコエ瑠偉も父がナイジェリア出身、母が日本人ということで今後は何かと比較されそうですね。
小・中学校の伝説!
体格も運動能力もズバ抜けていた万波中正は、小・中学校でも伝説をつくっています。
小学校
小2から野球をはじめていた万波中正は、小学6年生の練習で伝説をつくった。
それは、グラウンドでの打撃練習で高さ5メートル以上の防球ネットを越えて民家に直撃する場外弾を連発していたというのだ。
そのため金属バットから木製バットに替えたものの状況は同じで、民家の住民から「勘弁してください」と頭を下げられ、一人だけフリー打撃が禁止となった。
中学校
中学のときは、野球だけでなく陸上部にも所属。
1年時に100メートルハードルで都大会2位。2年生のときには、砲丸投げでは都大会を制し、全国大会に出場。
所属していた東練馬シニアでは投手も務めていた、最速138キロ、遠投は105メートルを記録しています。
元阪神タイガースの赤星憲広も絶賛!
赤星憲広さんは、日テレ「Going! Sports&News」で、当時、中学生だった万波中正を取材していました。
そのときの印象を次のように語っています。
万波君の練習を見たことがありますが、まず驚いたのが下半身の強さ。打撃は荒々しいスイングではなく、テークバックもステップも小さめ。ヒッチなどの変なクセもなく、構えたところからそのまま振るようなコンパクトなスイングですが、強力な下半身を使えていてフォローもしっかり取っているので飛距離は物凄く出ます。目標にしていると言っていたスタントンに確かに似ています。ハーフということでオコエと比較されやすいですが、選手のタイプは違う。万波君の方がホームラン打者というイメージですね。
中学生でありながら、プロ野球選手も絶賛するほどの能力を持っていた万波中正は、今後もっとも注目される高校球児となるでしょう。