日本代表でも活躍した鈴木啓太選手が浦和レッズを退団することを自身のブログで発表しました。
退団の理由については書かれていませんでしたが、戦力外や病気が理由だと言われています。
鈴木啓太選手といえば浦和レッズ一筋で16年間プレーしていたので、この退団はファンにとってはショックな出来事です。
退団について、妻の畑野ひろ子さんもブログで胸中を語っていました。
退団を決意した理由は?
考えられる理由は2つあります。
1つ目の理由は、病気です。
鈴木啓太選手は、2014年の試合中に突如の体調不良に襲われます。
診断結果は、「不整脈」でした。
不整脈は、脈の打ち方がおかしくなり、脈を打つのが異常に速くなったり遅くなったりと心臓の鼓動のリズムが不規則になる病気です。
症状がひどいと、脈拍が減り強い息切れを感じたり、急に失神状態になったりします。
症状が軽ければ生活に支障はないようですが、重くなると生活に支障が出て突然死の原因にもなるようです。
激しい運動をするサッカー選手としては、致命的な病気です。
2つ目の理由は、戦力外です。
2012年、2013年はほぼ全試合に先発出場していましたが、2014年からベンチスタートが多くなり今シーズンは、すべてが途中出場となっています。そして、試合に出たのも4試合で出場自体が減っています。
今シーズン極端に出場数が減っているのは病気が原因しています。
2014年に突然の不整脈に見舞われてしまい、それ以降、万全な状態で試合に臨むことができず、良い結果を残すことはできていません。
結果を残せていないため戦力外を受けた可能性があります。
ブログには、今のままではチームのちからになれないと書かれていました。
良いパフォーマンスでプレーができないことで、退団を決意したのではないでしょうか。
妻の畑野ひろ子さんも胸中を語る
鈴木啓太選手の妻でファッションモデルの畑野ひろ子さんも、自身のブログで夫のことについて胸中を語っています。
昨年末から話し合い、悩んでいる姿を見ていて何も出来なく心苦しさもありましたが、選手の妻として本人が決断することに賛成しようと決めていました。
まだシーズンの途中で発表することに疑問を持たれている方もいらっしゃるとは思いますが、どうか本人のタイミング、決断を尊重し温かい目で見守っていただければ幸いです。
やはり鈴木選手は、退団についてものすごく悩んでいたようですね。
妻が畑野さんだったからこそ、今回の決断ができたのかもしれません。
退団なので現役引退ではありません。
最近、中山雅史さんがJFLで復帰しましたが、J2、J3、JFLと多くのチームがあるので、J1のように競合いが厳しくないところでプレーを続けていることになるのでしょう。