『新世紀エヴァンゲリオン』など数々のアニメ作品を手掛けたアニメーターの増尾昭一さんが2017年7月24日に死去されたことがわかりました。
年齢は57歳とまだまだ若かったのでとても残念です。
増尾昭一さんは病気療養中で以前から体調が思わしくなかったようで、復帰を待ち望んでいたのですが……
死去は増尾昭一さんが所属する株式会社カラーがホームページで発表しました。
増尾昭一の死去について[株式会社カラー]
弊社社員 増尾昭一 儀かねてより病気療養中のところ7月24日(月)午前11時36分57歳にて永眠いたしましたここに生前のご厚誼を深く感謝し謹んでお知らせ申し上げます
会社の発表では、通夜と葬儀告別式は近親者・関係者のみで行うようです。
増尾昭一のプロフィール・経歴
増尾昭一さんは東京都出身で、1960年2月24日に生まれました。
東京デザイナー学院でデザインを学び、スタジオジャイアンツに所属した後、フリーランスで活動しています。
増尾昭一さんは多くの作品に関わっていています。
主な参加作品
- 超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか
- トップをねらえ!
- ふしぎの海のナディア
- 新世紀エヴァンゲリオン
- 彼氏彼女の事情
- ゲートキーパーズ
- 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
- AKIRA
増尾昭一さん死去に関するネットの反応
「新世紀エヴァンゲリオン」などの作品で活躍したアニメーター、演出家の増尾昭一さんがお亡くなりになったというニュース。突然のことで驚いています。
心よりご冥福をお祈り致します。https://t.co/lnhGa9ndz3— 井上伸一郎 (@HP0128) 2017年7月26日
昼頃に摩砂雪からメールがあり、 増尾昭一さんが亡くなったとの報に触れました。彼とは東デ時代からの友人で一緒に卒業制作を作った仲間でもあります。大変残念で悲しいです。なんでだよ増尾さん・・・
— チャーリーにしなか@19巻発売中! (@einsatzjp) 2017年7月25日
メカ・エフェクト作画という分野をアニメ界に定着させた重要な一人、増尾昭一さんが亡くなった。3DCGに移行してからもその技術を継承すべくデジタル環境や演出に活かしていた。ボクは増尾さんが演出を担当された『ナディア』15話のパート作監としてお世話になったのが最初でした、
— 平松禎史 (@Hiramatz) 2017年7月25日
昨日お亡くなりになられたアニメーターの増尾昭一さん。
宇宙戦艦ヤマト2199の原画制作に携わっていらっしゃったとは不勉強でした。
他にもふしぎの海のナディア、エヴァ、トップをねらえ!などの作品にも関わっておられたとの事。
改めましてご冥福をお祈りいたします。 pic.twitter.com/g38WVlHKhW— Yamato1945 (@Yamato1945jp) 2017年7月26日
困った時の増尾昭一さんだった。我々の世代で、作品作りに増尾さんのお世話になっていない人は、いないんじゃないだろうか。そういうアニメーターが支えているが、日本のアニメだ。色々な意味で大変残念です。
— 小寺勝之Katsuyuki Kodera (@ame_inu) 2017年7月25日
これまで書いている増尾昭一さんの話はボクが知る限りのことで、当然ながら、それ以外で多くの仕事をされています。最後にお会いしたのは『ヱヴァ新劇場版:Q』の時。教わるばかりで何もお返しできなかった。
— 平松禎史 (@Hiramatz) 2017年7月25日
増尾昭一さんは80年代アニメやガイナックス時代からの庵野監督作品でお馴染みの方だけど、「逆シャア」のラーカイラム等艦艇デザインも素晴らしかった…
ご冥福お祈りします。— kei (@Bs221a) 2017年7月25日
増尾昭一さんの訃報を知る。未発表の『重装ブレネイド』というロボットSRPGのメカニックデザインとして参加していただいた。絶え間なく筆を動かして脳内を画にする人で、紙がなければ新聞紙でもナプキンでも見つけて出力する馬力に圧倒された。頭を垂れ、合掌。
— 遠藤正二朗 (@Shoujirou_Endo) 2017年7月25日